『三世代が元気に暮らす地産地消の家』

身体にやさしい緩い階段をあがり、玄関に入るとRの壁と可愛いステンドグラスがお出迎え。

 

足触りのやわらかい杉の床材に7寸の大黒柱。TVボードの背面の大谷石、漆喰と、オール栃木です。
そして大黒柱は、施主様ご家族が2015年11月に行われた『森と家を結ぶ会』による伐採見学会の時に選んで伐採したものです。
葉枯らし後の製材で今ここで名のごとく森の木と家が結ばれました。あの森の中の大きな杉の木が、色々の人の手が加わり姿を変え家の柱になって家を支えてくれる…そんな行程の体験が子供たちの心の糧になってくれれば幸いです。

 

二階の開放感のあるリビングには造作のカウンタ―続きのダイニングテーブル。

今回の漆喰は日本プラスターさんの「漆喰くるむ」で表情もよくいい感じに仕上がりました。

いろいろと体験をさせていただきありがとうございました。

 

4月16日(日) 小山市南飯田

新年度の気ぜわしい中にもかかわらず施主様のあたたかいご協力をいただきまして1日だけですが見学会を開催致します。

今回の家は内外装共地元栃木県葛生の漆喰と県産材の杉を使った地産地消の家です。しかしいかにも「和」という感じではなく、三世代のそれぞれの好みを散りばめ楽しく和やかな雰囲気の家です。

外観は白とこげ茶のコントラストが美しい漆喰と杉板貼。室内は柔らかく温かみのある杉の床材と地元の漆喰でほっと安らぐ空間です。

完全二世帯住宅ではない、一緒だけれどお互いの生活の区分ができる程良い家だと思います。ご同居を考えていらっしゃる方はぜひご参考に…