*自然素材をふんだんに
内装材は家づくりの中で最も五感に響きます。自然素材が醸す手触り・足触りのよさ、爽やかな空気、穏やかな光の陰影、単一でない自然な造形の美しさや温もりを肌で目で鼻で感じることはとても気持ちのよいものです。本物は時を刻むほどなじみ風合いが生まれ愛着を増していきます。オーガニックスタジオでは家の中にできるだけ『毒』を入れないよう見えない部分の材料や塗料・接着剤も吟味して選んでいます。
床材
無垢の木のぬくもりを肌で感じてください。とても心が和みます。
床材には無垢板を使います。合板のフローリングは使いません。
そして、せっかくの無垢板の質感と呼吸性能を損なわないために浸透性のあるオリジナルの蜜蝋ワックスやドイツの自然塗料を塗ります。
素足に気持ちよく小さなお子さんやペットが舐めても安心です。
杉、パイン、チーク、桧、ウオルナット、桐など硬さや質感等暮らしの好みにあったものをご提案いたします。
無垢材は工場の規格製品ではありませんので多少の反りや傷が生じます。(反りに関してはできるだけ反りのない材を吟味しておりますが)
それらも含めて自然な姿の味として愛着を感じていただいております。
壁・天井材
壁や天井は、主に天然漆喰を塗ります。もしくはウッドチップ壁紙「オガファーザー」、無垢板等に自然塗料を塗り、呼吸のする清々しい空間を創ります。
*電磁波対策(オールアース住宅)
オーガニックスタジオは、有害な物質から家族を守り健康で心地よく暮らすため、自然素材など化学物質を含まない材料を使うだけでなく、電磁波の影響から逃れる対策(オールアース住宅)の対応もできる栃木県で初めてのオールアースパートナー企業です。
昔の家に比べて現代は、家電製品の普及と共にコンセントの数や照明の数が増え、明るく利便性のよい生活になりました。
しかしそれにより家の壁の中にはたくさんの配線が網羅し、スイッチを入れていない状態でも発生している電磁波(電場)※の影響を住んでいるだけで受けることになります。コンセントは全てアース付にすることが大事です。
さらにオールアース住宅とはその屋内配線(電場)の影響を受けない環境を作ります。
もちろんコストを考えなくてはいけませんので身体を休められるように一番大事な寝室に電磁波対策を標準で施します。
※電磁波には電場と磁場があり、磁場はスイッチの入っているときにしか発生しませんが、電場はスイッチがオフの状態でも発生しています。
*快適な温熱環境
お日様と風を上手く取り入れたパッシブな設計、建物の断熱性と気密性がきちんと取れた施工で、からだに地球にやさしく、効率の良い仕様の熱(冷)源機を使うことを基本としております。
現在、エアコンの性能が向上したこと(※1)により床下暖房システムを導入しています。
床下暖房とは基礎断熱にすることで床下を室内空間とし床置型エアコン(※2)で床下に暖気を流し暖める間接的な暖房方式です。基礎のコンクリートが蓄熱体となり暖かさが持続します。
床暖房との違いはランニングコストが安いこと、家全体を輻射熱で暖めること、直接床を暖めないので無垢の床にも可能です。
※1.ヒートポンプの技術向上で電気エネルギー1に対して熱エネルギーが4~6取り出せる。
※2.上部半分が1階床上に出るように床下に設置し、温風は床下と上に、冷風は上に出ます。