『薪ストーブに集う大空間の家』

穏やかな春の日差しと周りの田園風景が心地よく感じられる岩舟の家の見学会でした。

のどかな景色にしっくりとなじむ杉板の風合いと煙突。ちょっと立ち寄ってみたくなりますね。

障子越のやわらかい光、開けるとデッキがあり外へとつながります。

土間の薪ストーブ。廊下はなく大空間を収納で区分する。

古道具屋でみつけた建具も再塗装して、レトロな硝子もなかなかいい味を醸し出し、施主さまもご満足

施主様のご協力、ありがたい言葉をいただいての見学会でした。また遠いところからご来場していただきました皆様ありがとうございました。

 

3月18(土)・19(日)開催
栃木市岩舟町

岩舟の家見学会

まずは模型をご覧ください。2階建ではあるのですが高さを押さえた大屋根の36坪の家です。薪ストーブのある土間と吹抜けのリビングは外とつながり人が集いやすくなっており、開かれた造りと古材や昔の建具が目に留まり、まるで古民家に居るような安らぎを感じます。

が、この家と「家は夏を旨とすべし」の本来の古民家との大きな違いは建物の性能で、気密・断熱の性能の違いによる温熱環境です。
大きな吹抜けがあっても冷たい風(コールドドラフト現象)がおきない、寒い季節でもわずかな燃費で家中の温度差がなくあたたかいのです。トイレや脱衣所も寒くないのでヒートショックの心配がなく身体に負担をかけません。

その温度差のない暮らしがどれだけ身体にとって楽なのかを知っていただき,永く健康に暮らせる家とはどういうものかを勉強しに来てください。

シンプルであたたかく、小さくても広々暮したいと思っている方はヒントになると思います。(この家は小さくはありませんが…)