スイス漆喰のカルクウオールの白さと夏の強い日差しでまぶしすぎ、ちょっと日が傾きかけたころの外観を一枚。
窓枠に厚味をもたせた深みのある表情。まぶしい白です。出隅コーナーも丸みを持たせやさしい雰囲気に仕上げました。
玄関を開けると・・・ 漆喰の壁に照明の陰影が映し出され欧州の家にいるような錯覚
かわいらしいステンドグラスのドアを開けると、薪ストーブのあるリビングが広がります。奥にはアイランド型のキッチンが見えます。
ブリックタイルと白のモザイクタイル、白の拭き取り塗装をしたパイン材のやさしい色あいが素敵です。奥様のイメージにピッタリ。
アールの下がり壁の向うは食品庫と家電置場ですっきり。
キッチンに立つと・・・
階段脇の小さいアールの窪みはなんでしょう? どれどれ・・・茶室のように捩じり入りますと
異空間がありました。ご主人こだわりの洞窟部屋。
200万年前の氷河により生成されたスイスの氷河粘土材「スイスローム」による灼褐色の塗り壁の小部屋。
有害物質吸着、マイナスイオンを発生させる最強の天然内壁材で実際の深い色合いをお伝え出来ないのが残念です。
瞑想にふけるにはうってつけの空間ですね。
さて2階ホールに上がってみましょう。ファミリースペースです。天然木の美しい天板の造作カウンターと丸太の飾り棚?
猫用の階段ではなく(笑)、人が登ってロフトに上がる階段でした。
その階段からの眺め。吹抜けの天井には古材の飾り梁が堂々と。
下(リビング)から見上げると・・・
縦にすっきり伸びた煙突のラインに導かれクロスした古材が映えます。見上げる楽しさのある大空間です。
自由な発想で、素材にこだわり身体にやさしく五感に響く家なのでした。