周囲の田園に溶け込むような素朴な趣のある杉板と漆喰の家。
太陽光発電システム搭載し、気密・断熱性能の優れたゼロエネ住宅です。
外構は施主施工を残しまだ途中ですが、植栽とアプローチと建物との相乗効果でとてもいい雰囲気です。
木々が生い茂ってくるのが楽しみな家です。
玄関ドアを開けると…
スイス漆喰の白い壁に天然石のモザイクタイル貼りのニッチがお出迎え。
直線で色を抑えたさりげない感じがいいですね。
ニッチ脇のステンドグラス入りの扉を開けると…
吹抜けのリビング。登り梁がアクセントの勾配天井。
正面には一間半の大開口。引き込みサッシなので開けると一面の田園風景が広がりまるで一枚の絵のようです。
そして床はオークの無垢板貼り。広葉樹特有のかっちりとした風格があります。窓側が階段続きで一段高くなってますので腰かけられたりします。
その隣の囲まれたコーナーは、チケット売り場(笑)ではなく書斎です。
ちゃっかり見学会の最中も社長がそこでゴソゴソ仕事しておりました。(苦笑)
リビングで家族と一緒にTVでも見ながらパソコンしたり…
囲まれているからリビングからはみえない、でも繋がっている。いい塩梅ですね。
空いている時は案の定、お子さま達の人気の場所でした。
この家の顔、古煉瓦のスライス貼の壁。現場なうで施工時の様子もどうぞ…
温かみのある濃い目の木部・白い漆喰・古煉瓦と、硝子・鉄のインダストリアルなモノを混ぜ合わせ、レトロな風合いを出しています。この写真では明るい感じですが、年季が入ってくると床も目地もだんだんスモーキーな色気が増し、家自体がヴィンテージになっていくことでしょう。
ロフトのハンモックも人気でしたが、こども達にもう一つ人気の超○○ドアが…さあ何でしょう？探してみてください。
ステンレスのシンプルなキッチン。キッチンに立ちながら庭を眺められて素敵。
柔らかな灯りの洗面室。機能的でありながら素材感満載。今回は洗面部分のタイルはオーダーで創ってみました。
お籠もり感のある主寝室。落ち着きます。
やさしい光が差し込む北側の窓からシマトネリコの緑がゆれて和みます。
床は足触りのやわらかい杉板に蜜蝋ワックス。清々しい空間です。
お施主様自ら浮造り(うづくり)加工した杉板の階段は、木目が浮き出て美しく足触りも心地よく滑り止めにもなります。
図書室を兼ねた二階ホール。
ホールから階下を覗く。一体感があります。
南の大きく伸びた軒は、夏の日差しを遮り、冬は部屋の中で日なたぼっこが出来るパッシブな造りです。
益子焼きの渋かっこいい手洗いコーナー。
手づくりなもの、ヴィンテージなもの、古道具屋さんで見つけたもの…
「好き！」を集めて、カッコよくってちょっぴり甘い…
そう、コーヒーとドーナツのような家なのです。（施主様談）
夕映えの南側外観。大屋根軒先の柱部分までウッドデッキがきて、家と庭とを繋げます。
完成したらアップしますね。お楽しみに…
